日本の正教会の総本山、神田御茶ノ水に建つ東京復活大聖堂(ニコライ堂)

日本の正教会の本部、神田御茶ノ水に建つ東京復活大聖堂(ニコライ堂)

正教会とは

 

正教会は東方正教会、ギリシャ正教会とも呼ばれます。日本語名の「正教」 、英語名の「オーソドックス」 は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語の「オルソ(正しい)」と「ドクサ(教え・讃美)」に由来しています。

 

ローマ・カトリック教会やプロテスタント諸教会が西ヨーロッパを中心に広がったのに対し、キリスト教が生まれた中近東を中心に、ギリシャ、東欧から、ロシアへと広がった教会です。

 

日本での正教会

 

日本に正教会を伝えたのは、ロシア領事館の付属礼拝堂の司祭として来日した聖ニコライ(イオアン・デミトリヴィチ・カサートキン)です。文久元年(1861年6月14日)のことでした。

 

その頃日本はキリスト教の信仰を禁止していました。彼は伝道のときが到来するのを待ちながら、日本の語学、習慣、文化等を熱心に学び続けました。

 

そして12年後の明治6年2月(1873年2月)、新政府によってようやく信教の自由が認められると、聖ニコライは函館、仙台、東京へと、各地で活発に伝道活動を行い、信徒の数を増やしていきました。

 

現在、日本には約60ヶ所の教会があります。本部は神田御茶ノ水にある、東京復活大聖堂です。この聖堂は観光スポットとしても有名で、『ニコライ堂』という愛称で親しまれています。